精神科で受けた11の検査とは

私は2015年に最初に精神科を訪れました。

初めての診察で統合失調症と診断されましたが、その後にいろいろな検査をしました。

統合失調症の人のデータを取りたいと医師が言ったためです。

最初は拒否しましたが、大学病院だということでどうしてもデータが取りたいと言われ・・・。

言われるがままにいくつもの検査をしました。

今回はそれらをご紹介したいと思います。

 

問診

精神科に来て、まずどの病院でも最初になされるものです。

病気と思われる症状の他に、生育歴、既往歴、家族歴も聞かれます。

私の病院の場合は、まず医師に1時間ぐらい話を聞かれ、それをもとに他の医師が統合失調症と診断しました。

統合失調症と診断するのは偉い先生でしたね。

やっぱり慎重に判断するのでしょうか。

再診ではまた違う医師が私の担当になり、それからはずっとその医師が私の担当医です。

最近の診察は15分ほどで、医師が毎回確認するのは、私がきちんと服薬しているかどうかです。

それは口酸っぱく言われますね。

また症状の経過を報告します。

15分の診察は、精神科にしては長い方ですね。

実はこっそり個人病院の精神科にも行ってみたのですが、そこはもっと短かったです。

最初の問診で30分、再診は5分程度しかありません。

その代わり、待ち時間も短いですが・・・。

各病院によって問診や診察時間はまちまちみたいですね。

 

頭部MRI

脳の萎縮を見るためにMRIを取りました。

一般的なMRIよりも強い磁場をかけるそうです。

医師は身体への影響はないと言っていましたが、大丈夫かな?

ちなみに2015年当時、私は脳の委縮はありませんでした。

今は記憶力が悪くなっているからどうかわからないけど・・・。

 

頭部MRS

脳に乳酸がたまっていないか知べるものです。

統合失調症の人は糖質を代謝する力が弱いそうで、乳酸が貯蓄してしまうんですね。

乳酸が貯蓄した脳は統合失調症だと診断されるそうで、私もこの検査を受けたのでした。

でも私は乳酸がたまっていませんでした。

抗精神病薬が効いているので、統合失調症というのは間違いないでしょうけどね。

 

光トポグラフィー検査

脳の血流を計測することにより、抑うつ状態の原因がどんな病気によるものなのかを判定する検査です。

精神疾患といえばうつ病、躁うつ病、統合失調症などがありますが、そのどれに該当するか調べるんですね。

脳血流を測るために、検査帽子をかぶって準備完了。

「〇(ひらがな)で始まる言葉を答えて下さい」と言われるので、できるだけたくさんの単語を言います。

例えば「た」なら、「たこ」「たいこ」「たんぼ」「タオル」「たいふう」・・・など。

ひらがなを変えて何回か繰り返します。

私は2015年当時、これがすらすら言えませんでした。

頭が真っ白になって、緊張して言葉が出てきません。

すると医師に「ホラ、統合失調症でしょ」と言われました・・・。

そのときは薬の副作用で服薬を拒否していたので、医師は私を説得するために検査結果を使いましたね。

今ではちゃんと単語を言えると思いますが、当時は服薬量が多かったせいもあって、頭が回転しませんでした。

 

簡易抑うつ症状尺度

睡眠、食欲、体重、精神運動状態に関する項目に答えていくことで、簡易的にうつ度がチェックできます。

点数が高いほどうつ度が高く、簡単な検査で答えやすかったです。

私はけっこう当てはまっていたかも・・・。

2015年はかなりのうつ状態だったと思います。

性格にもよるのか、医師はあまり重要視しませんでしたけどね。

 

嗅覚検査

嗅覚過敏、嗅覚錯誤、異常嗅覚、嗅覚幻覚などがある場合、精神疾患を疑います。

匂いのついている紙を渡され、その匂いが選択肢のどれに近いか言います。

私はとくに問題ありませんでしたね。

負担のない検査です。

 

WAIS-Ⅲ(知的機能検査)

FIQ(全体のIQ)、VIQ(言語性IQ)、PIQ(動作性IQ)を検査します。

さらに言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度を調べることができます。

検査には2~3時間ほどかかるので、集中力を保つのが大変ですね。

いろいろなタイプの質問があるんですよ。

例えば知識を問う問題(日本三景をすべて答えてください)や、記憶力を問う問題(数字を言うので逆順に言ってください 2435780→0875342)などです。

最後の方はもう力尽きてよく覚えていませんけどね。

ちなみに私の全体のIQは平均で、言語性IQ>動作性IQでした。

また言語理解・作動記憶>知覚統合・処理速度の結果が出ました。

つまり言葉の理解力や記憶力はあるが、単純作業を正確にこなしたり、話を要約することが苦手なんですね。

当たっているかも・・・。

速さが重要視される流れ作業の仕事はできなかったですからね。。

ちなみに、あまりにも言語性IQと動作性IQの差があったり、言語理解や作業記憶、知覚統合、処理速度の値に差がある時は、発達障害が疑われます。

私はこの検査では発達障害ではありませんでしたが、空気が読めないなどの判断はどうやってするんだろう・・・。

発達障害の人には、特殊な思考回路(0か100かというハイコントラスト知覚特性など)がありますから、この検査だけでは分からないかもしれません。

 

BACS(認知機能検査)

言語性記憶、ワーキング・メモリ(作動記憶)、運動機能、注意、言語流暢性、遂行機能を測る検査です。

なんか小難しいですが、医師によると仕事に就くうえにおいて必要な能力が備わっているかどうかを見きわめる検査だそうです。

時間は30分ほどなのであまり負担はないですが、WAIS-Ⅲレベルに頭は使いました 汗

とくに数字を逆順に言っていく検査では、桁が多くて大変でしたね。。

私の結果ですが、あまり良くなかったようです。

診察日ごとに検査が続いたので、もう力尽きてしまいましたね・・・。

 

WCST(前頭葉機能検査)

PCに現れる色や数が異なる図形が、どんな基準で分類されているかを判断する検査です。

説明が難しいのでWikipediaを参照して下さい 汗

分類されるルールを読みとる検査ですが、説明者が簡単にしか問題文を読まないので、何を言っているのか分からなくて四苦八苦しました。

(簡単な説明でも理解できるかどうかを見ているのでしょうが)

問題の意味が分からず最初はたくさん間違えましたが、途中からコツがわかったので解けるようになりました。

分かると楽しい検査です。

 

血液検査

DNAの配列を見たいので、採血したいと言われました。

健常者とどう異なっているのかを比較したいそうです。

私の母も採血されました。

私と発症していない親族で、どう配列が違うのか見たいそうです。

この結果は聞かされていません。

 

自己記入式の性格検査

これはたくさんページがあったので、家でしました。

精神疾患になりやすい性格かどうかを見るためです。

この検査に関しても、母もすることになりました。

考え方が親族間で似ているかどうかを見て、同じ遺伝子でも発症に違いがあるか調べるようです。

 

まとめ

2015年から1年かけて、ずいぶんたくさんの検査をしてきました。

当時はまだ統合失調調の症状が強く、抗精神病薬の副作用もあったので大変でしたね。

私の場合、統合失調症と判断された検査は光トポグラフィーだけでした。

これらの検査は統合失調症の一端を知る手段にしかすぎないので、どれも完璧ではないですね。

身体の病気のように、単純に数値で現れるなら分かりやすいんですけどね。

 

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