抗精神病薬まとめ(シクレスト・エビリファイ・リスパダール・ジプレキサ・インヴェガ・ロナセン・ルーラン・セロクエル)

私がこれまで服用した抗精神病薬の結果をまとめました。

あくまで私個人の感想なので他の方に当てはまるとは限りませんが、参考にしていただければと思います。

服用期間は2015年3月~2017年10月(現在)に至るまで。

断薬していた時期も含みます。

基本的に重複服用はしていません。

(薬が切り替わる時のみ、副作用が出にくくするために重複服用しました)

 

※ちなみに私の統合失調症の症状は以下の通りです。

  • 陽性症状①……被害妄想(人の視線が悪意に思える・車がぶつかって来るような気がする・音が攻撃してくるような気がする)
  • 陽性症状②……関係妄想(テレビで言っていることが、自分のことを指しているように思える・笑い声が自分に向けられているような気がする・ゴミ、虫などのマイナスの言葉が、自分を指しているように思える)
  • 陽性症状③……思考伝播(自分の考えが相手に伝わっていると感じる)
  • 陰性症状………感情鈍麻(昔好きだったことに興味をもてない)
  • 認知機能障害記憶力の低下(数秒前の考えを忘れる・仕事の手順が覚えられない)
  • その他…………疲労感・不眠(悪夢)・抑うつ・イライラ

現在はジプレキサ1.2mgを継続しており、ほぼ寛解しています。

 

用量・服薬期間

一番服薬期間が長かった用量(赤字)をもとに、以下の「効能」「主な副作用」「評価」を判断しました。

用量(1日) 服薬期間
インヴェガ 3mg 2週間
6mg 11週間
エビリファイ 3mg 4週間
6mg 4週間
12mg 10週間
18mg 3週間
ルーラン 4mg 4週間
4mg×3 8週間
セロクエル 25mg×2 2週間
ロナセン 4mg 9週間
4mg×2 6週間
リスパダール 0.5mg 2週間
1mg 6週間
ジプレキサ 0.5mg 3週間
0.8mg 6週間
1mg 10週間
◎1.2mg 28週間
1.4mg 1週間
1.5mg 6週間
2mg 3週間
3mg 7.5週間
5mg 2週間
シクレスト 5mg×2 2週間

服薬期間は、薬が切り替わる際の重複服薬も含みます。

副作用が出やすい私の体質に合わせて、一日の服薬回数が減られている薬があります。(ルーラン・ロナセン・リスパダール)

 

効能

抗精神病薬が私の症状にどれくらい効いたかをまとめました。

抗妄想作用 鎮静効果 催眠効果 賦活性 薬価の低さ
インヴェガ
エビリファイ ☆☆
ルーラン ☆☆☆
セロクエル ☆☆☆ ☆☆
ロナセン ☆☆
リスパダール ☆☆ ☆☆ ☆☆☆
ジプレキサ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆
シクレスト ☆☆
  • 「抗妄想作用」・・・私の主な陽性症状は被害妄想なので項目に入れました(人の視線が悪意に思える、走っている車がぶつかってくるように思える、音が攻撃してくるように思えるなど)
  • 「鎮静作用」・・・・不安感・孤独感を抑えてくれるかどうか
  • 「催眠効果」・・・・悪夢を見たり、中途覚醒がないかどうか
  • 「賦活性」・・・・・抗うつ作用があって、気分が向上するかどうか
  • 「薬価の低さ」・・・処方量によって違うので、私の場合に限ります・・(上記「用量」参照)

 

主な副作用

抗精神病薬で生じる副作用が、私にとってどのくらいの強さで感じられたか表にしてみました。

錐体外路症状

(アカシジア)

抗コリン作用

(便秘)

過鎮静

(眠気・鈍麻)

食欲増進

体重増加

不安

焦燥

インヴェガ +++ +++ +++ +++
エビリファイ ++ ++
ルーラン ++
セロクエル +++
ロナセン ++
リスパダール ++
ジプレキサ
シクレスト +++
  • 「錐体外路症状」・・・・・・ジストニア・ジスキネジア・アカシジアなどがあるが、私が感じやすかったアカシジアについて評価
  • 「抗コリン作用」・・・・・・口渇・尿閉・便秘などがあるが、私が感じやすかった便秘について評価
  • 「過鎮静」・・・・・・・・・眠気・ふらつき・鈍麻などがあるが、私が感じやすかった眠気や鈍麻について評価
  • 「食欲増進・体重増加」・・・甘いものが食べたくなったり、それによって体重が増加した場合
  • 「不安・焦燥」・・・・・・・服薬によって生じる不安・焦燥感が出た場合

※高プロラクチン血症(生理不順・乳汁分泌など)や不整脈、悪性症候群(発熱・意識障害など)は起こりませんでした

 

評価

各抗精神病薬をのんでみた感想を、一言でまとめました。

独断と偏見で評価しています。

評  価 一言感想
インヴェガ 副作用ばかりで全くと言っていいほど効能はありませんでした。この時の副作用のせいで胃腸が弱くなり、今でも後悔しています。のまなきゃよかった。
エビリファイ ★★★ 頭の回転が早くなるのは嬉しいですが、それが行き過ぎて覚醒した感じになるのが辛かったです。アカシジアも出やすかった。でもマイルドな効き目です。
ルーラン 可もなく不可もなく・・・。あまりのんでいる実感のない薬です。少し気持ちがまったりと落ち着く感じ。でも効き目がマイルド過ぎて、症状には効かず。
セロクエル いいところ特に感じられず。だるさ・眠気・頭痛がひどかった。私には服用量が多すぎたのでしょう。
ロナセン ★★★ なぜか好きなロナセン。おそらくアカシジアなどの副作用が少なかったからでしょう。効き方もマイルド。でも疲れが取れなかったので、効果は今一つ。
リスパダール ★★★★ 0.5mgという少量から服薬できるので、副作用が心配な時のファーストチョイスですね。少量でも症状が抑えられます。
ジプレキサ ★★★★★ さすが日本で1・2を争う販売数を誇る薬です。長期間のむほどに疲れや不安などの症状が落ち着いてきています。少量で効き、副作用もありません。
シクレスト 長期間服用していないので、はっきりとした効果は分かりませんでした。のんですぐにアカシジアが出たのにはびっくりしました。

服薬期間や処方量が違うので、一概には言えないかもしれませんが・・・。

最初に服薬したインヴェガ以外は、副作用が出ると早めに変薬しました。

インヴェガとセロクエル以外は、一度試して合わないと感じても、体調や季節によって効果に変化があると感じたので、期間をおいて再開して様子をみています。

できるだけ服薬期間を長くすることで、効能を正確に判断するようにしました。

 

まとめ

どの抗精神病薬が合うかは、人それぞれですね。

結局私にはジプレキサが一番合いましたが、糖尿病の人や血糖値が上がりやすい人は使えない薬です。

症状と体質によってベストな薬は異なってくると思います。

実感したのは、とにかくどの抗精神病薬を服用するにしても少量からですね。

副作用が出ると、私みたいに胃腸障害などで後々まで体調に響くこともあります。

私に合ったジプレキサでさえも、過剰に服薬すると(2mg以上)副作用が出ます。

他の診療科ではとても認可が下りないような副作用があっても、抗精神病薬は認可されているので、劇薬ということをしっかり認識して使用したいですね。

 

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