今日はしまむらに行ってきました。
以前はあまりしまむらは好きではありませんでした。
なんかおばさんくさく思えて・・・(十分おばさんですが・・・(;’∀’))
でも、知り合いのママ友や、母がよくしまむらを利用していると聞いたので、久しぶりに行ってみることにしました。
子どものインナーシャツを買いに行ったついででしたが・・・。
改めて行ったら、好きな服がいっぱいありました!
しまむらには過去何回も来たことあったのに、なんで今まで気付かなかったんだろう~と思います。
試着も自由にできるし、サイズも3Lとかあるし、好きなテイストの洋服もあって、1時間ほど店内を物色してしまいました。
子どものシャツを買いに来ただけなのに、私の服を探してばかりいました・・・。
最初は大きいサイズのコーナーばかり見ていましたが、試着するとちょっと大きめだったので、普通のコーナーでもいけると思い、そこで探すと好きな洋服が見つかりました。
ナチュラル系のゆるっとした感じのものです。
雑誌だとリンネル系というか・・・。
素材がテカテカしていなくて、身体にピタッとフィットしないタイプに目が行きました。
昔もこんなタイプの洋服は買ったことありますが、「似合うか似合わないか」ばかりを気にしていて、本当に自分が好きな洋服かどうかは考えていませんでした。
無難なタイプの洋服を選んでいたというか・・・。
だから、気分が変わった時は、全然違うテイストの洋服を買ったりしていました。
お姉系というか、身体にフィットしていて、素材もキラキラとラメが入っているタイプを平気で買っていました。
当時はどちらの洋服も「好き」だと思っていたんですが、本当に自分が着て心地いいとか、似合うとか、落ち着くという感覚が分からなくて、色々な服を買っていました。
昨日、EテレのハートネットTVで、また発達障害の特集をしていたんですが、その発達障害の方は「嫌な気分が自覚できない」と言っていました。
つまり自分の気持ち、感情が分からないんですね。
これは発達障害の特徴なんじゃないかと思います。
私も、自分が今不快な気分かどうなのか、そしてそれを解消するために、どう行動すればいいのかが、長い間分からないでいました。
対処法と言えば、「我慢すること」だけでした。
自分を心地よくするために動けない。
そんな発想力がない、という感じです。
でも、仕事を辞めて、一日のうち、子どもが帰宅する15時ごろまでは好きな事をしようと決めて、だらだらと自分を甘やかしていると、少しずつ自分が本当に好きなもの、やりたいことが分かってくるようになりました。
やりたいことの中には、あまり人には言えないような、「世の中を恨む」ということもあったんですけどね。
遅れてきた反抗期みたな感じで、自分なりに赤の他人や家族にあたったりしました。
(私は小心者なので、あたると言っても、他人に対しては言葉遣いが少しきつくなるだけでしたが・・・)
そんなことをしていると、自然と「こんなマイナスの感情を抱えていてはダメだ。自分のためにならない」という気持ちになってきました。
今はなんとなくイライラの炎は収まりつつあります。
とにかく、マイナスの感情も、プラスの感情も、全部否定しないで感じてみようと思って、ここ数年は過ごしてきた感じです。
自己否定が強い私は、悪い感情を感じたら、その都度自分を責めていました。
何を思っても自由なのに、いつも自分を罰していたんですね。
でも、最近はちょっとずつどんな感情も認められるようになってきています。
「好き」という感情だけでなく、人や物を「嫌い」と思う感情も許せるようになってきました。
するとなぜか、今日のように着てみたい洋服が自分で自覚できて、あまり迷わずに買うことができました。
本当に着たい服はこれだろう、という感覚が分かるようになりました。
普通の人って、好きな服はすぐに分かるのかな?
私も雑誌(VERYとか)に載っているような年齢相応の服は「着るべき」とは思いますが、今日のように吸い寄せられるように好きな洋服に手が伸びるということはありませんでした。
本当の自分を知ることができるようで嬉しかったです。
ハートネットTVの発達障害の方も、「自分を知ることが一番大切」と言っていました。
本当にその通りだと思います。
自分がしっかりしていないと、相手を評価することはできないですからね。
私にとって、この世は「自分探し」です。
どの人にとってもそうなのかもしれませんが・・・。
いろいろな場面で、自分がどう感じるのか、ゆっくりと知覚していくことが私の課題だと思っています。
私は刺激の多い場所ではすぐ自分の思いがかき消されるので、ゆっくりと時間をかけて感じねばならないですから・・・。
人より大変だと思いますが、それが私の人生なのかもしれません。
ハートネットTVでは、発達障害当事者の方と、その旦那さんが出演されていました。
旦那さんは奥さんのことを本当に愛しているようで、「二人で一つの存在」と言っていました。
それも泣きながら・・・。
発達障害を患っていても、心から愛してくれる人がいるんですね。
(すみません、稚拙な感想で・・・)
そんな信頼関係が築けるのはすごいと思います。
私達夫婦は全然仲良くありませんが(笑)、そんな人たちがいるということが希望に思えます。
もっと精進しなきゃいけないですね~(;^_^A