発達障害児に特別支援教育は本当に必要か

こんにちは、はなかです。

私には発達障害(生まれつきの脳機能の発達のかたより)で小学校の特別支援学級(以下、支援級)に通う3年生の息子がいます。

学校には毎日楽しく通えてますが、夫から「支援級のままでもちゃんと普通の高校に進学できるのかな?」と疑問が出たので、私も心配になって息子の将来について深く考えてみることにしました。

 

義務教育が終わった後の不安

普通の高校に行かないということは、他にどんな選択肢があるかというと「特別支援学校」があります。

特別支援学校は発達障害だけでなく、知的障害や肢体不自由な子など特別な支援を必要とする子供たちが在籍します。

特別支援学校では学業というよりも、社会にでて就職するためのスキルを勉強します。

中学生時代までは義務教育なので普通の中学に進学できますが(普通級が無理なら支援級になる)、高校には支援級がないので、中学在学中に普通の高校に進学するか、特別支援学校に進学するか早めに決定しなければなりません。

特別支援学校を卒業した後は大学へ行かず働くことになります。

 

もちろん私たち夫婦は息子を普通の高校に行かせたい。

でも朝になって登校の時間が迫っているのに急がずゲームをしながらごはんを食べていたり、嫌いな食べ物をすぐに残したりする息子を見て、「本当にこの子は周囲にペースを合わせられる大人になるんだろうか?」と不安になります。

まだ子どもなので焦ることはないとはいえ、ちょうど小学3年生から普通級の子は成長が早くなって協調性がでてくると聞いたことがあるので、このまま「障害児」として、普通の子よりも軽い負荷で生きていっていいものかと疑問でした。

 

特別支援教育を否定しているわけではない

息子は小学1年生のときは普通級でした。

保育園では問題児だったので支援級へという話も出ていたんですが、家族と話し合った結果「やはり最初は普通級で」ということになりました。

でも、

  • 授業中ふらふら立って歩く
  • 仲のいい友達が他の友達と仲良くしていたら怒る
  • クラスメートに鉛筆を突き付ける

というような問題をおこし、担任の先生から「息子さんは支援級に移動したほうがいいと思います」と直々に指摘され、小学2年生から支援級になりました。

 

支援級に入るとピタッと問題行動は収束。

支援級の担任の先生が上手に子どもと接する先生で、

  • むやみに怒らない
  • いいところをたくさん褒める
  • 生理現象を我慢させない(授業中でもトイレに行ってもいいし、嫌いな給食は食べなくてもいい)

を徹底していたため、1年生のときは学校に行くのを嫌がっていた息子も、2年生からは夏休み中でも「早く学校に行きたい!」というほど学校が好きになりました。

息子を支援級に入れたことは正解だったと思います。

 

発達障害は治る可能性がある?

親としてはできれば息子に普通級へ入ってほしいのが一番の希望です。

先日地元のニュースで、発達障害の子が普通級にいたことで無事普通の高校へ行ったという話を聞きました。

ニュースでは二人の子どもを紹介しており、どちらも発達障害の疑いがある子どもで、一人は小学校の支援級へ、一人は問題を起こしながらも普通級へ進みました。

支援級へ進んだ子は社会に適応できずに高校へいけませんでしたが、普通級へ進んだ子は「空手」を習ったことによって社会性が身に付き高校へ行けたそうです。

空手を習うことで「自分自身をしっかりもつ」という訓練ができたんではないかとニュースでは話していました。

 

つまり発達障害の子でも自分自身をしっかりもつ訓練をすれば普通級にも行けるし、社会に通用する大人になれるのか?という希望が湧きます。

ニュースの例で考えると、支援級ののびのびした空気だけでは一人前の大人にはなれないということになります。

自由な雰囲気のある支援級で楽しく授業すると子どもの満足度は高いですが、もっと気を引き締めて先生の話をよく聞く授業(つまり普通級)に参加する機会を増やす方が、息子のためになるのではないかと思うようになりました。

 

発達障害を生かすという方法

一方こんな話もあります。

息子の支援級のクラスメートにA君という男の子がいます。

身体が弱くて学校を休みがちなA君。

だけど口が立つ性格で、交流級(支援級に所属していも、一部の授業は普通級で行う。そのことを交流級という)では思ったことをズバズバ言いすぎていじめにあったこともあります。

 

A君は夏休みの宿題の自由研究で発泡スチロールで恐竜を作ってきて、その出来栄えが見事だったので金賞に輝きました。

夏休みが終わる朝の登校直前ぎりぎりまで、恐竜作りに没頭していたそうです。

私も作品を見ましたが、細部まで丁寧に作りこんであって本当に熱心に課題に取り組んだことがよく分かりました。

発達障害の子は一つのことに没頭すると寝る間も惜しんで取り組むという特性があります。

発達障害は定型発達(普通の人)より秀でた才能もあるんですね。

A君が活躍している話を聞くと、「やはり特別支援学級に所属して発達障害という特性をつぶさない方が、息子の将来のためになるのかな?」とも思います。

 

発達障害児に特別支援教育は本当に必要かまとめ

結局いろいろ考えましたが、発達障害児に特別支援教育は本当に必要かの結論は出ませんでした。

発達障害の子をのびのびと勉強させる特別支援学級、社会のルールや協調性を身に付けることができる普通級、どちらも息子には必要です。

 

そういえば息子はドッジボールが好きなんですよね。

ドッジボールなら上級生とも衝突せずに切磋琢磨して夢中になれるようです。

今はあまり先のことを考えないで、支援級に所属しながら負荷を減らして、その分ドッジボールという好きな競技を通して自発的に成長していくのが一番いいのかもしれません。

親が勝手に先へ先へと心配することはないのかも(笑

息子は息子のペースで生きれば自然と幸せが訪れるのかもしれません。

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