社交ダンスマンガ「ボールルームへようこそ」を一気読みしました

ひさびさにマンガを読みました。

社交ダンスに挑戦する男子学生を描いた「ボールルームへようこそ」です。(著)竹内友 月間少年マガジン 講談社コミックプラス

現在は9巻まで発売されていてアニメ化もしているので、本屋で特設コーナーがあって目を引きます。

今回はボールルームへようこそを読んでみた感想を書きたいと思います。

 

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1巻のストーリー

中学3年生になっても、富士田多々良(ふじた たたら)は志望校が決まらず打ち込むことも見つからない。

同級生からいじめられてもへらへらして抵抗できないでいた。

ある日も道端でいじめられていたが、偶然通りかかった社交ダンスのプロダンサー仙谷要(せんごく かなめ)が助けてくれる。

目の前にあるダンススタジオに勧誘されて中に入ると、同級生で美人の花岡雫(はなおか しずく)がいた。

アマチュアダンサーとして活躍する雫のダンスに魅了される多々良。

半面、自分がなんの目標もないことに罪悪感をいだく。

地に足がつかない自分に嫌気がさしながら家に帰るが、ダンススタジオで借りた仙谷が出場している大会DVDを見て、その圧倒的な存在感に心を奪われる。

「見ろ」と言わんばかりの仙谷の演技。

それに呼応するように観客が盛り上がっている。

翌日DVDを返しにダンススタジオに言った多々良だが、レッスン料も高いので入会する気はなかった。

しかしなぜか仙谷の前でこう言ってしまう。「ダンスをやらせて下さい。僕は変わらなきゃ」

その日から多々良はシャドー練(一人で踊ること)にのめり込む。

雫のパートナーで圧倒的な実力をもつ兵藤清春(ひょうどう きよはる)のダンスをコピーしようと、ワルツを一心不乱に練習する多々良。

シャドー錬なのにパートナーと踊っているように見えるまでに上達する。

ある日、兵藤と雫が参加する三笠宮杯を観戦しにきた多々良だが、ワルツの出番になっても兵藤がケガのために姿を現さなかった。

仙谷は考えた。

兵藤の代わりに多々良を試合に出してみようと。

 

見どころ①:筋肉の躍動感

著者の竹内友先生の絵が魅力的です。

登場人物の顔の描き方にクセがないんですね。

おそらく誰にでも受け入れられて、物語に没頭しやすいです。

私も昔はイラストをよく描いたんですが、作画が手慣れている感じがして「上手だなぁ」と思います。

細かなスクリーントーン(影の表現などに使う画材)の使い分けをしていないし、線画が雑にも思えるんですが、それも作品の迫力につながっています。

そして社交ダンスといえば一番に目に行くのが、選手の衣装や体つき。

引き締まった細い筋肉がしなる様子が、丁寧に描かれています。

女性はもちろん、男性はタキシードなのに服の上からわかるしなやかさがいいですね。

選手特有の首の長さ、なで肩、オールバック、つややかな表情・・・。

TVで見たことのある社交ダンス大会の印象そのままです。

私も社交ダンスを習って女性ダンサーのような身体になりたい!

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見どころ②:社交ダンスの世界

社交ダンスは男性がリード、女性がフォローの役割をもちます。

リードは文字通り男性がリードして女性を引っ張っていく役、女性のフォローはそれについていく役です。

社交ダンスの採点はリードの上手さで決定され、女性がいくら上手くても男性が下手ならばそこで落とされてしまいます。

(選手登録の番号は男性にしか与えられません)

もちろん勝ち進めば女性も評価されますが・・・。

またフォローの役割もきちんとあります。

男性がどんなに動こうと、カップルの出力値・最低ラインは女性の運動量で決まります。

一見男女同時に動いているように見える社交ダンスですが、きちんと役割分担が決められているんですね。

私は今まで女性ダンサーばかりに注目してきました。

衣装の華やかさや体の柔らかさ、顔の美しさは女性の方が目立ちますから・・・。

でも本当は男性ダンサーの方が重要な役割を担っていて、縁の下というよりも主役だったわけです。

これから社交ダンスの映像を見るときは、男性ダンサーにも注目したいと思いました。

 

見どころ③:多々良の成長

主人公の多々良は相手に合わせる性格のため、自分を押し通すことがありません。

赤城真子(あかぎ まこ)がパートナーの時は、わき役に徹してうまく大会を乗り切ることができました。

「花」よりも「額縁」になりきる多々良の性格が私は好きでしたが、リードが上手な緋山千夏(ひやま ちなつ)と組んだときは衝突を繰り返します。

(中学生までは女性と男性の役割は交代してもいいことになっているので、女性でもリードが上手な人がいます)

じゃじゃ馬のような力強いフォローをする千夏から、「リードが伝わってこない」とさんざん指摘される多々良。

しかしお互いを尊敬しあう多々良と千夏のカップルは、試合の最中でも化学変化を見せて完成に近づいていきます。

海外選手のようなパワフルなフォローを相手にリードの仕方を学ぶ多々良は、もともとの優しい性格に加えて力強さも身につき、オールマイティーな選手に育っていく予感がします。

今後の多々良の成長が楽しみです。

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まとめ

このマンガを読もうと思ったきっかけは、社交ダンスのクラシックな世界に興味があったからです。

私の知り合いで社交ダンスを習っている男性がいるのですが、その立ち姿・ふるまいを見ると一見してすごく紳士に見えるんですね。

また映画で出てくる舞踏会で、奇麗なドレスを着てダンスを踊るシーンも好きでした。

(タイトルのボールルームとは、「舞踏室」という意味です)

ほとんど先入観でしか社交ダンスは知りませんでしたが、このマンガを読んでその奥深さ・面白さが分かりました。

登場人物も個性的で飽きませんし、多々良が社交ダンスによって成長していくストーリーも読みごたえがあるので、ぜひ一読をおすすめします!

 

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